LA郡、焼け跡からの粉じん・灰の飛散に警報発令 南加大気質モニター(1/21)

【ロサンゼルス20日】20日と21日に強風注意報が出ているロサンゼルス郡では、「イートン・ファイヤー」と「パリセーズ・ファイヤー」の焼け跡から粉じんや灰が飛散するとし、南海岸大気質管理地区が住民に警報を発令した。

 空気中に飛散する粉じんや灰から身を守るためには、N-95やP-100のレベルのマスクを着用し、できる限り屋内にとどまり、屋外での運動量を制限し、きれいなフィルターを備えた空調システムや空気清浄機を使用し、ろうそくや暖炉、薪ストーブなどの屋内での使用を避けることが勧められている。

 万が一灰に触れた場合は、できるだけ早く灰を洗い流すことが強く推奨されており、子供やペットを灰に近づけないように注意が呼びかけられている。

 また、灰を掃除するには、ほうきや濡れたモップで掃く前に、軽く霧吹きで水をかけるとよいとされる。掃いた灰は通常のゴミ箱に捨てることができるが、灰が再び散らばることのないようにビニール袋などに入れてから捨てるよう求められている。

 7日に発生した大規模な山火事、「イートン・ファイヤー」と「パリセーズ・ファイヤー」はアルタデナとパシフィック・パリセーズで約4万エーカーを焼き、およそ1万7,000棟の建物を損傷または破壊した。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。