カメ40匹の密輸容疑で54歳の男が有罪 トーランスの郵便施設で発見(12/17)

【トーランス14日】トーランスの郵便施設で、中国宛てに違法に輸出されようとしていた40匹のトウブハコガメが見つかった事件で13日、香港在住のサイ・キョン・ティン被告(54)が連邦裁で有罪を認めた。

 起訴状によると、ティン被告は米国から中国へ送られる40匹のトウブハコガメの輸出を違法にほう助した。トーランスにある国際郵便施設の野生生物検査官が、ティン被告の偽名のひとつと思われる「ジ・イヤーロン」宛ての4つの小包を取り押さえ、香港にある同被告の自宅に発送する予定だったことを突き止めた。

 ティン被告は、カメが入った小包にアーモンドとチョコレートクッキーが入っていると偽って表示していた。裁判書類によると、カメは生きている状態で靴下で縛られるなどしていた。

 トウブハコガメはハコガメの亜種で、アメリカ東部の森林地帯に生息し、中西部には孤立した個体群がある。カラフルな模様があり、国内外のペット取引市場、特に中国と香港で珍重されている。

 絶滅危機にひんしている動物の一種で、これらを保護する国際協定に保護されており、米国と中国はこの協定の締約国になっている。

 ティン被告は、有罪判決を受けた中国在住のカン・ジュンタオ被告(27)と関係があることも判明。ジュンタオ被告は米国でカメの密猟者や業者を募り、国内でカメを仲買人に出荷させ、その仲買人がカメを別の荷物に束ねて香港に輸出していた。

「カメ40匹の密輸容疑で54歳の男が有罪 トーランスの郵便施設で発見(12/17)」への1件の返信

  1. 中国に強制送還してくれるかな?中国系の人って偽名とかいくつか持っている人何故か多くない?

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