【ベンチュラ郡13日】2021年に当時4歳の娘を複数回殴り植物状態にした父親に13日朝、終身刑が言い渡された。ベンチュラ郡地方検事局が発表した。
この父親はサウザンド・オークスに住むテクワン・アレキサンダー被告(28)で、先月、拷問、暴行、子供への体罰などの罪で有罪判決を受けた。
検察によると、アレキサンダー被告は2021年の感謝祭の週に、当時4歳だった娘のアラーニちゃんに何度も暴行を加えた。暴行は11月29日に頂点に達し、おねしょをしたことなどに腹を立てた被告は、アラーニちゃんをベルトやステレオアンプのケーブルなどで殴った。アレキサンダー被告はアラーニちゃんが自宅の浴室で反応しなくなるまで殴り続け、アラーニちゃんは病院に搬送されたが、脳損傷、硬膜下血腫、脊椎圧迫、骨折、無数の打撲傷と擦り傷を含む重傷と診断された。
検察によると、事件から3年経った今もアラーニちゃんは半身不随の植物状態で、24時間体制の医療ケアと基本的機能の補助を必要としている。