【マリナ・デル・レイ19日】マリナ・デル・レイで18日午後8時半頃、約1000発の弾薬と花火を積んだ豪華ヨットが発火し、港に沈没する事故が起きた。長さ約100フィートのこのヨットには2人が乗っていたが、無事に避難して無事だった。
米沿岸警備隊は19日の朝、ヨットが港に横たわったまま、水中に流れ出た燃料などによる汚染の浄化作業を行ない、大気検査も実施した。ヨットには4,000ガロンのディーゼル燃料が満載されていたため、大気汚染も懸念されている。海上保安庁によれば、これまでのところ、空気中に可燃性のガスはなく、地元の人々が呼吸するのに危険はないという。今後も空気と水の監視作業が続けられる。
ロサンゼルス郡消防局によると、「アドミラル」と名付けられたこのヨットはベイスンAのドックに駐艇していた。
傍観者のビデオには、消防士たちが消火作業を行う間、ボートのデッキから花火が発射され、頭上で破裂する様子が映っていた。約2時間後、ヨットはあっという間に水面下に沈み、午後11時にはほぼ完全に水没した。当局が、引火の原因などを捜査中。