【ロサンゼルス12日】生徒40万人以上が通う全米第二の規模のロサンゼルス統一学校区の新学期が12日にスタートし、教室内での携帯電話の使用を禁じる新しいルールが施行された。
ロサンゼルス統一学校区の教育委員会が6月に、生徒らへの授業中の携帯電話の使用を禁じるルールを決議した。国内の大規模な学校区では同様のルールの適用が加速化している。
同教育委のニック・メルボイン理事によると、携帯電話禁止の背景にあったのは、ネット上のいじめの深刻化や授業中の集中力低下など。提案時には、携帯電話の使いすぎが、青少年のストレス、不安、抑うつ、睡眠障害、攻撃性、自殺願望の増加と関連していることを示す調査結果が引用された。