警察のタスクフォース、LAの銅線窃盗取り締まりで功績 82人を逮捕(8/1)

【ロサンゼルス30日】社会問題化している銅線の窃盗に焦点を絞ったロサンゼルス市警のタスクフォースが、年初に発足して以来、2000ポンド以上の盗まれた銅線を回収し、82人の逮捕者を出したことが30日に発表された。 

 この銅線窃盗タスクフォース・イニシアチブの陣頭指揮をとるケビン・デ・レオン市議は記者会見で、タスクホースの功績を評価した。レオン市議は、2022年7月に約6億ドルをかけて開通した「6th Street bridge」について言及。橋の端から端まで約7マイルの銅線が盗まれたために、現在、この橋は夜間、真っ暗になっている。この1年間で、窃盗団は橋のアーチを照らすライトやポール、銅線を徐々に剥がしていったといい、盗まれた金属は総額で約11,000ドル相当にのぼるという。

 市は今後もこのタスクフォースの活動を強化させていく。「AT&T」の担当者は記者会見で、ロサンゼルスでは、銅ケーブルの盗難、あるいはAT&Tから盗まれた銅ケーブルの売買未遂の逮捕と有罪判決につながる具体的で詳細な情報に対して、5000ドルの報奨金を出していると述べた。

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