【ロサンゼルス10日】カリフォルニア州司法省が今月発表した2023年の犯罪統計が、来るロサンゼルス地方検事選挙で大きな役割を果たすことを期待している人物がいる。
現職のジョージ・ガスコン地方検事の対抗馬として立候補している元連邦検事のネイサン・ホックマンは、新しい統計はガスコン検事の政策が暴力犯罪と財産犯罪の激増をもたらしたことを示していると言う。
この3年間で、ロサンゼルス郡の暴力犯罪は12%増、強盗は16%増、財産犯罪は20%増、万引きは133%増、自動車盗難は23%増、強盗は8%増である。
それぞれの単年度で、暴力犯罪、財産犯罪、万引きは2ケタ、1ケタ、場合によっては3ケタ増加している。「ガスコンは国民をごまかしたり、ガス抜きすることはできない。
この数字の違いは、統計の対象地域によるものだ。ホックマンによれば、ガスコンが主張しているのはロサンゼルス市内での犯罪であり、ロス市警の統計に基づいている。ホッチマンはカリフォルニア州司法省の統計に依拠している。