米レッドロブスターが経営破綻 日本の店舗運営に影響なし(5/29)

【ロサンゼルス29日】フロリダ州に拠点を置く大手シーフードレストラン「レッドロブスター」が5月19日、連邦破産法第11条の適用を裁判所に申請し、経営破綻したことがわかった。アメリカで約550店舗、カ
ナダでは27店舗が展開されており、公式ウェブサイトによると店舗数は世界全体で約700店舗あるという。

 裁判所に提出した資料によると、コロナ禍で利用客が減少し、インフレの影響で人件費が増えて経営を圧迫したことに加え、去年エビの食べ放題「エンドレス・シュリンプ」を常設メニューに変えたことで損失が拡大したようだ。

 創業者のビル・ダーデンが1938年にレンストランを開店した当時はまだ人種差別が普通で、州法により白人と有色人種の席を分けなければならなかったが、州法を無視し、誰でも好きな席を選べるようにしたことは有名な話。1968年にレッドロブスター1号店をオープンしている。

 店舗は削減するものの、破産の手続き中も営業は続けるとしている。
日本でレッドロブスターを運営する会社は「経営母体は別」として日本の店舗運営に影響はないと話しているという。

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