【ロサンゼルス17日】3月17日に開催された第39回ロサンゼルス・マラソンでは、ケニア人選手が男子部門上位2位を独占し、女子部門でも1位を獲得した。
男子はドミニク・ンジェノさんが2時間11分で優勝、女子はステイシー・ンディワさんが2時間25分28秒97で2連覇を達成した。
ンジョノさんは2時間11分05秒55で2位に入った同国出身のコスマス・キプリモさんに5.5秒差をつけ、ロサンゼルス在住のベラルーシ人、ヴォルハ・マズロナクさんは2時間25分48秒65で26マイル、385ヤードの「Stadium of the Stars」コースを完走し、女子2位に入った。
マラソン大会は金曜日に定員の26,000人に達し、27,150人が参加した2020年大会に次ぐものと主催者は発表した。過去25年のうち22年で20,000人を超えているが、例外はメモリアルデーに初めて開催された2009年、コロナウィルスの大流行による規制のため11月まで延期された2021年、そして従来の3月に戻った2022年のみである。
マラソンの広報責任者であるダン・クルーズは、グレーター・ロサンゼルス全域でソーシャル・ランニング・クラブが人気を博していることが、参加者が増えている理由だと述べた。
ロサンゼルス・マラソンは、ロサンゼルスのベストスポットを巡る26.2マイル。レースはドジャースタジアムをスタートし、チャイナタウン、ダウンタウン、エコーパーク、ハリウッド、ウェストハリウッド、ビバリーヒルズ、ブレントウッドなど、ロサンゼルスを代表する地域を通り、センチュリーシティにゴールする。チャイナタウンの龍門、オルベラ・ストリート、ロサンゼルス市庁舎、リトル東京、天使の聖母大聖堂、キャピトル・レコード・タワー、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム、グラウマンズ・チャイニーズ・シアター、ザ・トルバドール、ロデオドライブ、ルート66など、歴史的・文化的ランドマークも通過した。