ハプニング続きのLAライフも 笑顔で楽しく情報発信

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大塚奈央子
Naoko Otsuka

フリーアナウンサー

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今年7月にLA生活をスタートした大塚奈央子さん。日本でアナウンサーとして長年活動、現在2歳の娘と5歳の息子の子育てに奮闘中。2008年福井テレビにアナウンサーとして入社。情報番組の中継やスポーツ番組のMCを担当のほか、記者としてニュース、報道企画にも携わる。その後、テレビ大阪、メ〜テレを経てフリーアナウンサーに。
インスタグラム @naoko___otsuka

テレビ局勤務の夫の駐在で、今年7月にロサンゼルス生活をスタートしたばかりの大塚奈央子さん。自身も日本でアナウンサーとして長年活動、現在は2歳の娘と5歳の息子の子育てに奮闘する。アメリカ生活は「波乱の幕開け」だったと、持ち前の明るさと笑顔で語る。「渡米直前に娘が足を骨折!LAで最初の大仕事は娘の病院探し。ファミリードクターを探すところから勉強でした。しかし、アメリカの保険では治療費がカバーされないことを知り、途方に暮れました。アメリカ生活で得た教訓は、何よりも予防!病院にかからないように、安全と健康第一の生活を心がけることが大切ですね」

 現地校に通う長男のサポートも大塚さんの重要な役目だ。「英語がゼロのところから現地校に入り、言葉も何もわからず混乱した息子は何度も教室を飛び出してしまって。学校の先生に呼び出された時には、私もどうしていいのかわからず息子と2人で学校の前で泣いていたら、他のお母さんたちが大丈夫?と話を聞いてくれた。彼女たちの支えに助けられました」。今では、息子に英語の発音を直されるまでに。子供の言語の発達には驚くばかりだ。「辛い学校生活を送っていた息子の気持ちが一転!息子がクラスのかけっこで1番になったことが学校で表彰されたんです。先生も褒めてくれた。それが息子にとって大きな自信に繋がったようです」。褒め教育が子供の殻を破るきっかけになり得ることを体感した大塚さん。自身の子供時代は引っ込み思案だったが、小学2年の国語の授業で発表した内容を先生からすごく褒められたことで、おしゃべりな性格に。人前で喋る仕事に興味を持つようになったという。

本番直後のニューススタジオにて。

 早稲田大学時代には、アイオワ州の大学で一年間の留学生活を送った。「田舎暮らしで、もっとアメリカが好き、もっと英語が好きになりました。英語で友達とたわいのない話でワハハって笑い合える瞬間。国を超えてこんなにも楽しい時間を共有できるんだと感動しました」

 2008年に福井テレビに就職。新人アナウンサー時代には、24時間三輪車を漕ぎ続けたり、自衛隊に入隊するといった体当たりリポートを経験。その後、多数のレギュラー番組を担当した。「流行りのグルメや商品を紹介する情報番組では、情報を伝える側として様々なことを体得。どのように伝えるか、どうしたら伝わるのか、自分の中で落としこんで納得してオーディエンスに向かうことの大切さを学びました」

アイオワでの大学留学で、もっとアメリカが好きに。今年、夢だったアメリカ生活がLAで叶った。

 ここで、大塚さんの新年の抱負。「公園に行けばいろんな国のママがいて、まるで『国際会議』をしている感覚になることも(笑)。SNSを通して、LAに住む子育てママならではの情報をどんどん発信していきたい」。

(12/19/2023)

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