タスティン格納庫火災の影響で学校閉鎖続く 灰などに触れないよう注意も(11/13)

【タスティン13日】オレンジ郡タスティン市の旧空軍基地格納庫で7日に発生した火災は13日もまだくすぶり続けており、健康被害などについての調査が緊急に行われるなか、タスティン統一学校区内の全学校は13日も休校となった。

 この大規模火災では、大気環境専門家がアスベストを検出したため、9日に学校が初めて閉鎖された。タスティン統一学校区は認定アスベストコンサルティング会社「Envirocheck」の協力を得て、全キャンパスで環境検査を実施している。火災現場に近い学校の情報などを学校区のウェブサイトに掲載しており、キャンパスでの対面授業が可能になり次第、保護者や生徒に通知されるという。

 13日朝の発表によると、14日に再開される学校は、Benson Elementary School、Guin Foss Elementary School、Loma Vista Elementary School、Myford Elementary School、Red Hill Elementary Schools、

Hewes Middle Schoolの6校。14日も休校となる学校の生徒のために、職員は3年生から12年生までのバーチャル・ラーニングを含む緊急時対応策を準備している。

 サウスコースト大気質管理局やオレンジ郡健康管理局などの地元当局と協力して作業を続ける中、タスティン市議会は10日、基地を所有するアメリカ海軍との間で火災による修復作業を直ちに開始することを全会一致で議決した。

 オレンジ郡の保健当局は、火災が続いている間は外出を控え、窓やドアを閉めておくよう住民に呼びかけている。また、火災の残骸や灰に触れない、家に入る前に靴を脱ぐ、庭はほうきで掃く代わりに水をかける、リーフブロワーの使用を避ける、などアドバイスしている。

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