【ロサンゼルス5日】ロサンゼルス動物園で、昨年8月に生まれたコアラの赤ちゃんが母親のお腹の袋から外に出て一般公開されており、その愛らしい姿が来園者の注目を集めている。
同園は今週、「Wild Koala Day」にちなんでこの赤ちゃんコアラを紹介し、初めて親となった母親Mayaと父親Burraのもと、昨年8月に誕生したことが明かされた。赤ちゃんコアラはそれ以来、Mayaの袋の中で成長していた。名前はまだ決まっていないという。
同園の動物プログラムディレクターのベス・シェファーさんは、「ロサンゼルス動物園はコアラ飼育の長い歴史があり、来園者は赤ちゃんコアラの成長を見るユニークな機会が得られる」と述べた。
「Wild Koala Day」は、オーストラリアでコアラが直面している生息地の破壊、山火事、病気、干ばつなどの脅威について認識を高めるために、毎年5月3日に実施されている。ロサンゼルス動物園によると、2019年と2020年にオーストラリアで起きた山火事では5,900万エーカー以上の土地が焼け、コアラの生息地を破壊した。
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