【ロサンゼルス23日】「お、ねだん以上」というキャッチコピーで有名な家具大手のニトリが、収益性改善の困難を理由に、2023年4月までにアメリカにある店舗を閉店し、米国事業から撤退する。
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ニトリのアメリカ進出の歴史は、2012年にさかのぼる。Nitori USAを設立し、2013年には南カリフォルニアのタスティン市とフルトン市に、創業者でCEOの似鳥昭雄氏の名前からとった「Aki-Home」をオープンした。ゆえに、アメリカではニトリという名前より、アキホームという家具店として知られていることだろう。最盛期には、最大で5店舗まで店舗を増やした。
アメリカからの事業撤退を発表したニトリCEOの似鳥昭雄氏はこのように話している。「私も夢をもってアメリカに出店したのが9年前。残念ながらやはり世界でいちばん競争が激しい、特にロサンゼルスは厳しい。無理だった。(中略)いちばんはウォルマートやターゲット、アマ
ゾンなどの競争力が非常に強くて、アメリカにある企業さえ業界がなくなってしまっている。われわれが想像していた以上に進化・発展を遂げている」
コロナ後の物流費や人件費などのコスト増や、円安などの経済的な要因に加え、家具そのもののサイズの日米の違いも根本問題としてあったのではないかといわれている。アメリカの家は総じて日本よりも格段にサイズが大きいため、家具のサイズも大きい。家具のマーケットは、日本企業がアメリカ展開するにはもっとも難しい業界のひとつといえるだろう。
4月の閉店まではまだ日にちがある。絶賛閉店セール中のAki-Homeにぜひ足を運んでみてはどうだろうか。
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