【ロサンゼルス16日】「Forbes」がこのほど発表した空港に関するレポートによると、フライトの遅れやキャンセルが少なく航空運賃が安いことから、ホリデーシーズンの利用に最適な空港の全米ランキング1位にロングビーチ空港が躍り出た。
このレポートでは、全米で最も忙しい100の空港の連邦交通機関のデータを分析し、顧客からの苦情、フライトの遅延やキャンセル、手荷物の扱い間違い、最近のチケット代の値上げなど、主要な指標に基づいて採点した。
ロングビーチ空港は、航空会社4社のみで就航都市は18カ所と小規模な空港だが、「空港に到着してから搭乗ゲートまでたった15分~20分のロングビーチ空港は、ストレスがたまるホリデーシーズンにはもってこい」と、同空港のディレクター、シンシア・ギドリーさんは言う。
同ランキングによると、2位はハワイのエリソン・オニヅカ・コナ国際空港、3位はノーマン・ミネタ・サンホセ国際空港、4位はサクラメント国際空港、5位はオークランド国際空港で、カリフォルニア州の4空港が上位に入った。ちなみにロサンゼルス国際空港は47位、最下位はニューヨークのウェストチェスター・カウンティー空港だった。
航空会社では、アラスカ航空がトップ、ジェット・ブルーが総合最下位となり、ホリデー旅行における定時運航の割合が最も低く、フライトの遅延の割合が最も高い結果となった。
同レポートの各項目によると、「遅延の有無」のベストがロングビーチ空港で2.45%、ワーストがニューヨークのウェストチェスター・カウンティー空港で7.55%、「キャンセルの状況」のベストがロングビーチ空港で0.82%、ワーストがニューヨークのウェストチェスター・カウンティー空港で2.63%、「航空券の価格」のベストがロングビーチ空港で$259.47、ワーストがニューヨークのウェストチェスター・カウンティー空港で$428.56だった。