イングルウッドのラボで麻薬製造・ウェブ販売の男、連邦政府が摘発(11/22)

【ロサンゼルス22日】イングルウッドとコンプトンのラボで高速ピルプレス機を使いフェンタニルとメタンフェタミンなどの錠剤を違法に製造していたセリトス在住のクリストファー・ハンプトン被告(36)がこのほど、連邦政府による摘発を受けて起訴された。

 ハンプトン被告は、製造した錠剤をダークウェブで販売していた。有罪なら終身刑が科される可能性がある。

 米麻薬取締局(DEA)のビル・ボドナー氏は、「ヘロインの50倍も強力な麻薬に誰もが手が届き、無限に利用できる」現状を嘆き、誰もがアクセスできるオープンエアーのドラッグ・マーケットの存在に危機感を高めた。

 DEAによると、フェンタニルはロサンゼルス郡における18歳から45歳までの人々の主な死因となっている。 連邦検事のマーティン・エストラーダ氏によると、フェンタニルの影響で2019年には473人が死亡し、その数は2021年には1,662人に増加。ロサンゼルス郡内の高校生の間でも、フェンタニルを含んだ薬の乱用が社会問題となっている。

 

ホームへ戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。