アメリカのフードバンク、需要急増(8/1)

【ロサンゼルス7月31日】フィーディング・アメリカの最近の報告書によると、パンデミックは、COVID-19よりずっと前から、多くのアメリカ人にとっての問題である飢餓を浮き彫りにしているという。

「飢餓とは、十分な食料がないという物理的な感覚です」と、カリフォルニア州のフードバンク・オブ・コントラコスタ&ソラノで政府・広報担当マネージャーを務めるカシディ・カルメン・ベイツは語る。
インフレが高騰する中、フードバンクは需要の高まりと価格の高騰に対応するのに苦労している。

2019年にCOVID-19の流行が始まる前、全国全体の食料不安率は10.9%で、過去20年間で最も低かったという。翌20年には11.8%とわずかに上昇した。

これは、食糧不安と定義される世帯に住む人が推定3830万人いることになる。

報告書によると、すべての郡と議会区で飢餓に直面している人々がいるが、99%の郡で、黒人やラテン系の人々が白人よりも食糧不安に陥っているとのこと。

フィーディング・アメリカによると、フードバンクの運営はすべて寄付者とボランティアに頼っている。

しかし、NPRによると、フードバンクは、寄付の減少、サプライチェーンの遅れ、インフレのために、より高い需要を満たすのに苦労しているとのことである。

 

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