【ロサンゼルス13日】テキサス州、ジョージア州、ルイジアナ州、フロリダ州を含む米国南部のいくつかの州で、オミクロン株の症例が確認され、この変異株が米国の全州の半分で確認されたことなった。
米国疾病予防管理センターのロシェル・ワレンスキー所長は、ホワイトハウスで行われたCovidのブリーフィングで、米国の25の州で新種の感染者が確認されており、その数は今後数週間で増加するだろうと述べた。ジョン・ホプキンス大学のデータによると、デルタ株の感染者数が1日10万人を超え、先週1週間で16%、感謝祭前から23%増加しているなか、オミクロンへの感染が拍車をかけている。
研究者たちは、オミクロンの感染性、重症度、ワクチン効果への影響などの解明を急いでおり、全米の州、商業、学術研究機関では、より多くの症例を検出するために、ゲノム配列の解析を強化している。