【ウィスコンシン州】ウィスコンシン州の上院は、14歳と15歳の子供たちが、現行の法律で認められているよりもずっと遅い、午後11時まで働くことを認める法案を承認した。
この法案の支持者は、州の労働力不足を解消することができるとしているが、連邦児童労働法では、16歳未満の子供たちは、時期によって午後9時または午後7時に仕事を終えなければならないと定められている。
今回の法案では、学校のある日の前日は午前6時から午後9時30分まで、翌日が学校のない日は午前6時から午後11時まで働くことができるとしている。
ホテルや観光業界のロビイストはこの法案に賛成しているが、労働組合の連合体であるウィスコンシンAFL-CIOは反対している。また、ウィスコンシン州レストラン協会は6月に、人員問題を解決するために10代の若者の労働時間を延長することを支持すると発表した。
オレゴン州のマクドナルドでは14歳の若者を採用するなど、労働力不足を解消するために若い労働者を活用している企業もある。