【ロサンゼルス29日】ロサンゼルス郡ヘルス局は28日、ローカルの遊園地を訪れる際の11歳以下の子供に対するコロナ規制を緩和する方針を発表した。
郡当局は今月初め、ユニバーサル・スタジオやマジック・マウンテンなどを含め、1万人以上が集まる屋外イベントに参加する際は、ワクチン接種証明書か、72時間以内に実施したコロナ陰性証明書の提示を10月から義務化する方針を発表した。しかし、これに懸念を示す声がテーマパーク業界から出たため、11歳以下の子供には、入園時のコロナ陰性証明書の提示を不必要とすることを決めた。現時点で、ワクチン接種が許可されているのは、12歳以上へのファイザー製のみ。
郡当局はまた、テーマパーク入園時にワクチン接種証明書かコロナ陰性証明書を提示する際、17歳以下は、写真付きIDを提示しなくても良いことも決めた。
これらの緩和策は10月7日から実施される。現時点で、12歳以上の来園者は少なくとも1回のワクチン接種証明書かコロナ陰性証明書を提示しなければならい。11月4日以降は、ワクチン接種完了の証明書かコロナ陰性証明書の提示が義務付けられる。
ロサンゼルス郡当局はまた、18歳以上の来園者への写真付きIDの提示義務化の実施日を、11月1日に延期することでも合意した。