性別披露の花火が原因、カップルを重罪8件などで起訴  El Dorado山火事(7/21)

【ロサンゼルス20日】サンバナディーノ郡ユカイパ近くで昨年9月から11月にかけて、総面積2万2680エーカーを焼き、消防士1人が犠牲になった大規模な山火事「El Dorado fire」で、赤ちゃんの性別披露パーティーで使った花火が出火の原因として告訴されていたカップルが20日、重罪8件と軽罪22件などで起訴された。

 起訴されたカップルは、レフジオ・マヌエル・ジメネス・ジュニアとアンジェラ・レニー・ジメネスの両被告。重罪の内容は、過失致死の重罪1件をはじめ、火事で負傷者を出すなどの重罪3件、家事で住宅などを焼失させた重罪4件。

 この山火事のピーク時には、消防隊員1351人が消火活動にあたり、消防士のチャーリー・モートンさんが死亡、その他13人が負傷した。住宅4軒が被害を受け、住宅5軒と商業施設など15カ所が焼失した。

 サンバナディーノ郡検事局によると、告訴されたカップルは20日、無罪を主張。次の公判が9月15日に設定された。

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