【ロサンゼルス27日】国立気象局は、南カリフォルニア地域に今週、記録的な暑さをもたらす可能性がある熱波が来るとし、警鐘を鳴らしている。
各地で気温が上昇した27日、バレー地域では華氏105度、パームスプリングスでは113度まで上がると予測された。気象予報士によると、29日から7月1日にかけて、モンスーンの湿気が増加し、所により雷雨が降る可能性がある。
27日以降、気温の上昇に伴う山火事の危険性が高まるとされ、ロサンゼルス郡消防局は、アンテロープ・バレー、ランキャスター、パームデール、パーブロッサムなどを中心に防火対策を強化する。山火事が多発する例年の時期からは6週間早く、雨不足が影響しているという。
気温は、週の半ばには下がる見通し。
熱波から逃れるため、ロサンゼルス郡では各地で冷却センターが運営されている。場所や運営時間についてはウェブサイトで、https://ready.lacounty.gov/heat/