判決当日にまさかの逃走 「同意だった」と主張も陪審員は退ける 元UCSB学生に30年~終身刑(8/11)

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【ロサンゼルス11日】サンタバーバラ郡で、大学在学中に2人の女性をレイプ・性的暴行したとして有罪判決を受けた24歳の男に、30年から終身刑の判決が言い渡された。

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男はカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)で生物学を学んでいた学生で、2021年に逮捕された。当初は3人の女性に対する性的暴行で起訴され、その後、事件が報道されたことで、さらに3人の女性が被害を訴え出た。

3カ月に及んだ裁判では、複数の被害者が証言した。その中には元交際相手も含まれており、男の自宅で開かれたパーティーの際にレイプや暴行を受けたと証言した。

一方、男本人も法廷で証言し、性的な関係はいずれも同意の上だったと主張した。しかし陪審員はこの主張を退け、1月20日、2人の被害者に関する強制的な性的侵入、強制性交、家庭内暴力の罪で有罪評決を下した。また、複数の被害者に対して犯罪が行われたとの認定も下された。

さらに、有罪評決が出た当日、男はサンタバーバラの裁判所間を移送されていた際、保安官代理の拘束を振り切って逃走する騒ぎを起こした。男は約1ブロック走ったところで追跡してきた保安官代理に取り押さえられ、周囲にいた人々も身柄の確保に協力したという。

その後、8月7日の審理で弁護側は、一部の陪審員が自身の性的暴行被害の経験について適切に申告していなかったとして、再審を求めた。しかし裁判所はこの申し立てを退けた。

検察側は量刑勧告の中で、男について「女性を信用させ、性的欲求を満たすため執拗に行動する」と厳しく指摘した。

裁判所はその後、男に州刑務所で30年から終身刑の判決を言い渡した。

郡の地方検事は声明で、今回の事件について「被害を訴えた女性たちの並外れた勇気がなければ、この事件を成立させることはできなかった」と述べ、長く困難な司法手続きの中で証言した被害者たちの勇気を称えた。

男には現在も、裁判所からの逃走をめぐる別の刑事事件が残されている。この事件では、暴力や力を使った重罪の逃走について起訴されており、男は無罪を主張している。

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