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誰か私の「甘い物大好き病」を止めてくれませんか! 18歳から始まった甘い物大好き病。20歳の頃には、千代田区九段にある甘味処「初音」でアルバイトを始めた。お目当ては休憩時間に割引で食べることが出来たクリームあんみつ。美味しかった事は今も忘れられない。働き盛りの20~30代、ロケ終わりからそのまま徹夜編集作業をする時など「体力作りには先ずは甘い物」と勝手に自分に言い聞かせて大量のチョコレート、ケーキ、大福、羊羹などのお菓子を編集ルームのデスクの上に並べていた。40~50代の頃は増えてきた体重を気にして多少控えめになったのだが、60代に入る頃には、再び全神経が甘い物に向かい出してしまった。こうなると朝からショートケーキ、おはぎも難なくクリア。会社に行って会議をしながら甘納豆。ディナーの後のアップルパイもウェルカム。そうなんです、私の身体の半分はチョコレートとあんこで出来ているのです。凄い才能です。
実はこの甘い物好きは伊藤家の伝統。両親、兄弟5人、誰一人としてお酒が飲めない。さらに祖父祖母もお酒が飲めない下戸ファミリー。そんな伊藤家なので、大家族にもかかわらず食事のペースが早いのなんのって。しかし甘い物大好き家族は、夕食の後に箱ごと買ってあるチョコレートを食べるのが日課でした。幸せな日々。そういえば日大病院に入院していた父親が亡くなる少し前「輝夫、ジャムパンが食べたいから買って来て」と、普段頼み事などしない父が小声で私に頼んできた。医者に甘い物を食べるのを長い期間禁止されていたことを当然私も知っていたが、親父の顔を見るとむげにも出来ず、母親に相談したところ「いいんじゃないの、お父さん甘い物大好きだから。いつか食べられなくなる日も…」と。早速お茶の水のパン屋にジャムパンを買いに行き、姉を含めて4人でお医者さんに隠れて食べた思い出がある。そうなんです、伊藤家は筋金入りの甘党ファミリーなのです。
あまりの甘いもの好きの為、周りが絶対に血糖値が上がって糖尿病になる、それだけじゃない、コレステロール値が上がり骨ももろくなると脅かす。さすがに私も怖くなり、先日山王病院で人間ドック、MRI、血液検査とひと通りの検査をしてもらった。その結果、大方の予想を裏切ってドクターから「年齢なりの健康状態ですよ」のお言葉。私は身体の半分が小倉あんでできていると食い下がったのですが、そっけなく「来年また検査しましょう」と冷静に言われた。こんなに甘い物尽くしなのに私の身体はどうなっているんだ。「まぁ~健康ですよ」と言われて逆に怖くなってきたが、取り敢えず明日はアップルパイを食べる事に。
■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。
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