ロサンゼルスICE抗議活動、8日目:トランプ大統領、ニューサム知事に代わり南カリフォルニアの州兵部隊の統制を維持(6/13)

【ロサンゼルス13日】抗議活動8日目、州兵の継続的な駐留は、トランプ大統領がニューサム知事に代わり、南カリフォルニアの州兵部隊の統制が続けられている。

米連邦裁判所は12日、ドナルド・トランプ大統領が連邦政府の権限でカリフォルニア州の州兵を動員したのは違法だとの判断を示し、権限をカリフォルニア州に返還するよう命じた。しかし、その後、再びトランプ大統領が州兵の指揮を取ることとなった。今後の州兵の指揮者を決める公聴会は6月17日(火)に行われる。

ロサンゼルスでは、南カリフォルニア全域で行われているICE(移民税関捜査局)の強制捜査に対する抗議活動が各地で続いており、トランプ大統領は引き続き、ロサンゼルスの州兵部隊の統制を維持している。

最近の一連の強制捜査は、ドナルド・トランプ大統領による全国規模の大量国外追放の推進を受けて行われた。

政府の内部データによると、ドナルド・トランプ大統領の2期目におけるICE(移民税関捜査局)による逮捕者数は、今週すでに10万人を超えており、火曜日と水曜日の両日には2,000人以上が逮捕された。これは、トランプ政権発足後100日間の1日平均約660人から劇的な増加となっている。

報道によると、これらの数字は、ICEに対し最低でも1日3,000人の逮捕を行うよう求めてきたホワイトハウスのスティーブン・ミラー副首席補佐官をはじめとする政権高官が表明した目標に近づいている。

 

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