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目黒通りを午後3時ごろ恵比寿から環七方面に車で走っていると、小学生の下校風景に出合う。ビックリするのは、ファッションが格好いいことだ。厚底の黒のアディダスや流行りの大きめのナイキのスニーカー、女の子も長めの髪をポニーテールにし、ダンススクールの帰りかと見間違うような太めのカーゴパンツとチビTシャツ。中には髪の毛をメッシュにキメた子も。どこかの芸能プロダクションに入っているのか。きっとお母さんもイケイケなのだろう。これが小学生かと驚く。しかし、周囲を気にせずに駆け出したり大騒ぎして歩道を歩く大人たちを困らせる姿や、声のトーンと大きさはまさに元気な子供でした。
もうひとつ気になったのは、6人グループの3人が眼鏡を掛けていたこと。私が小学生時代は50人クラスで眼鏡率はせいぜい3~4人程度だったと記憶している。巷で言われるように、パソコンやスマホの使用時間と関係していると思われる。とはいえ、今更パソコンとの付き合い時間を短くする訳にもいかない。どこかのメーカーさんが、長く画面を見ていても目が疲れず、逆に目が良くなるパソコンを発明してくれたらノーベル賞間違いなしだ。
渋滞の中、柿の木坂付近をゆっくり走ると、今度は制服姿の上品な男女小学生グループと出会う。おそらく昭和から変わらない制服なのだろう。いかにも山の手の雰囲気が漂う。話し声は聞こえてこないが、何を話し、どんな家に帰って行くのか気になる。目黒通りは楽しい。
そう言えば小学生の日曜日の遊び場として100円ショップのダイソーが人気らしい。先日も武蔵小山商店街のお店に行くと、そこは小学生の溜まり場と化していた。お菓子売り場は大賑わい。昭和の時代のように近所に駄菓子屋がある訳でもないし、確かに子供たちが喜ぶアクセサリーも文具も菓子も充実している。なんたって100円は嬉し過ぎる。私も老眼鏡はダイソーで購入すると決めている。置き忘れ癖のある私にとって100円メガネは大助かりで、一度に2~3本は買ってしまう。
季節は違うがクリスマスやハロウィン用品はここで事足りてしまうのではと思う程の品揃え。都会の子供たちは広場がない、遊び場が少ないと言われているが、結構楽しんでいるのでは。その証拠に、上品な制服を着ていた子も、ヒップホップ系の小学生も、一緒になってダイソーで大声を出して塾帰りに遊んでいる。
彼たちが大人になった頃、AⅠを使った新しいビジネスモデルを作り出して行くはず。出来れば世界をリードする発明は、日本の子供たちから生まれて欲しいものだ。
■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。
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