LAダウンタウンのメーデー集会に数千人が参加 労働者や移民の権利を主張(5/1)

【ロサンゼルス1日】世界各地で労働者の祭典「メーデー(May Day)」が開催される1日、ロサンゼルス・ダウンタウンでは数千人の地域団体や労働組合のメンバー、人権活動家らが通りを埋め尽くした。

 「LA May Day Coalition」の今年の集会テーマは「ひとつの苦しみ、ひとつの闘い ー 労働者の団結(One struggle, One fight ― Workers unite)」。イベントではまた、労働者や移民を標的にしたトランプ政権の政策に異議を唱えるグループが多く見られた。

 主催者らは、労働者の権利と移民の権利は絡み合っており、すべての労働者は移民ステータスにかかわらず公平な扱いと保護の対象になり、不当な扱いには反撃することが重要、と訴えた。

 メーデーは国際労働者デーとしても知られ、労働者、活動家、その他の社会正義問題、そして時には移民の権利を称える日。この日は通常、全国および世界中で集会や行進が行われ、この日を祝日とし労働者に休日を与える国もある。

 メーデー集会の最前線に立つ団体や労働組合は、賃金や職場環境、契約の改善を求めるのが恒例となっている。

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