【ロサンゼルス1日】マイクロソフトは木曜日、Xboxゲーム機本体、付属品含むXbox関連製品のほぼ全てについて、全世界で大幅な値上げを即時実施すると発表した。
「これらの変更は困難なものであると認識しており、市場の状況と開発コストの高騰を鑑みて慎重に検討した結果です。今後も、あらゆる画面でより多くのゲームをプレイできる機会を提供し、Xboxプレイヤーにとっての価値を確保することに注力していきます」と同社は述べている。
強力なフラッグシップゲーム機であるXbox Series Xの標準版は、499.99ドルから599.99ドルへと、100ドルの大幅値上げとなる。一方、より手頃な価格帯となる512GBのストレージを搭載したXbox Series Sは、299.99ドルから379.99ドルへと値下げされる。
標準コントローラーの価格は現行価格(黒または白)64.99ドル、カラフルバージョンは69.99ドルのままだが、Xboxゲームやその他のコンテンツのアートワークがデザインされた限定版コントローラーは79.99ドルから89.99ドルに値上げされ、Xboxワイヤレスヘッドセットも、109.99ドルから119.99ドルに10ドル値上げされる。
ヨーロッパ、オーストラリア、アジアでも価格が値上げされ、値上げの詳細はこちら。
これらの値上げは、木曜日から小売店で即時適用される。
Microsoftは値上げの正確な理由を明らかにしていないが、Xbox本体は中国で製造されていることが分かっている。中国はドナルド・トランプ大統領政権による巨額の関税の対象となっている。
