【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス郡で7日に発生した山火事「パリセーズ・ファイヤー」と「イートン・ファイヤー」で、12日までに少なくとも24人が死亡したことが発表された。死者数は今後も増える可能性が高い。
カリフォルニア州林業防火局によると、この2つの山火事は、1932年の記録開始以来、カリフォルニア州で発生した火災のなかでも5本の指に入る規模。この2つの山火事は5日間で3万6,000エーカーを焼き尽くし、現在も10万人以上が避難を余儀なくされている。
消火活動は依然継続中だが、12日の朝までに両山火事の鎮火の進捗率は上昇した。12日午前8時時点で、「パリセーズ・ファイヤー」の規模は2万3,713エーカー、鎮火の進捗率13%と推定され、前日の11%から徐々に上昇している。また、「イートン・ファイヤー」の規模は1万4,117エーカー、鎮火の進捗率は27%で、前日夜の15%からかなり前進した。
地元消防当局によると、2つの山火事で損壊または破壊された建造物は10,000以上にのぼる。
ロサンゼルス郡消防署のアンソニー・マローン署長によると、同署は12日、火災地域の住民がオンラインで自宅の被害状況を確認できるよう、作業を進めているという。
避難区域の最新地図、カルフォルニア州消防局からの最新の避難情報および被災者のための情報源は、https://lafd.org/news/palisades-fire-0。