LA山火事の被災地で空き巣などの逮捕者29人に 消防士装った男も逮捕(1/13)

【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス郡シェリフ局によると、大規模な山火事「パリセーズ・ファイヤー」と「イートン・ファイヤー」の被災地で12日までに、空き巣容疑などの逮捕者数が29人となった。

 同局のロバート・ルナ局長は12日の会見で、「パリセーズ・ファイヤー」の被災地で4人、「イートン・ファイヤー」の被災地で25人がそれぞれ逮捕されたと報告。逮捕者の増加を受けて州兵に追加支援を要請したという。

 マリブ地区で逮捕された容疑者の男は、消防士の服を着ていたという。

 カリフォルニア州のニューサム知事は12日午後、さらに1,000人の州兵をロサンゼルス地域に派遣し防犯を強化すると述べた。

 ルナ局長によると、同地域にはすでに約400人の州兵が援護に駆けつけており、避難区域などの警備にあたっている。

 ロサンゼルス市、サンタモニカ市、マリブ市、ロサンゼルス郡のすべての非法人地域、避難指示区域、警戒区域には9日、夜間外出禁止令が発令された。夜間外出禁止令は、略奪や窃盗を防ぐため、午後6時から午前6時まで発令される。夜間外出禁止令に違反した者は、1,000ドル以下の罰金が科される軽犯罪に問われる可能性がある。

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