偽IDで店舗受け取りの商品持ち去る犯罪が多発 グレンデールのアップル店で今週2件(12/5)

【ロサンゼルス4日】グレンデールの異なるアップル店舗で今週、客が店内での受け取りを希望したMacBookが、偽のIDを使った窃盗犯に持ち去られる事件が2度起きており、警察当局が注意を呼び掛けている。

 被害が報告されたのはグレンデールの「Americana」と「Galleria」にあるアップル店舗。

 電子メールとメッセージのセキュリティ会社「SlashNext」を経営するパトリック・ハー氏によると、窃盗犯はダークウェブやフィッシングを通じて消費者の電子メールにアクセスしている可能性が高い。容疑者はそこで違法にアップル商品購入者のユーザーIDや運転免許証情報を入手し、それをアップル店舗で提示して本人になりすまして商品を奪ったと思われる。

 ハー氏のような専門家は、不審な電子メールやテキストメッセージをクリックしないこと、また日常的にパスワードを変更すること、すべてのアプリケーションに同じパスワードを使わないことなどを消費者に勧めている。

 また、先月にはローンデールとアーバインで、UPSのドライバーが高価なアップルのデバイスを配達しようとしていたところを、容疑者がニセのIDを使って注文品を受け取り持ち去る事件が報告されている。

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