希少な「10セント」硬貨、50万ドル以上の値がつく見込み(9/13)

【タンパ3日】珍しい10セント硬貨が、10月末までに50万ドル以上の値をつけると予想されており、今週フロリダ州タンパで実際に見ることができるからだ。

この1975年の10セント硬貨には、サンフランシスコ造幣局で製造されたことを示す「S」の文字がなく、米国造幣局から1975年のプルーフ・セットを5セット購入したカリフォルニアのコイン・コレクターによって発見された。

このコインのオークション出品によると、1968年以降、米国造幣局が誤って製造した「Sなし」ダイム硬貨は6回あり、金型がサンフランシスコに送られ、造幣局のマークがなかったにもかかわらず、プルーフ硬貨の鋳造に使用されたものである。

Sなしプルーフ・コインが鋳造された年は、1968年、1970年、1971年、1975年、1983年、1990年である。1968年以降に現存が確認されているものが2、30枚であるのに対し、1970年、1971年、1983年、1990年には数百枚の現存が確認されている。

1975年については、現存するSなしプルーフ・コインは2枚しか確認されていないため高値がつくとみられている。

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