FWYで娘2人を車外に突き落とした母親は占星術のインフルエンサー、「日食」で奇行に走った可能性(4/11)

【ロサンゼルス10日】フリーウェイ405号線で8日の朝に走行中の車から2人の子供を突き落とし乳児が死亡した事件で、車を運転していた母親のダニエラ・ジョンソン容疑者(34)が占星術のインフルエンサーで、8日の皆既日食で人類が滅亡すると信じて一家を殺害した可能性が高いことがわかった。

 ジョンソン容疑者はオンライン上「Danielle Ayoka」の名前で活動し、「X」で10万人以上のフォローワーがおり、迫り来る皆既日食を「スピリチュアルな戦いの縮図」と呼び人々に警戒を促していた。犯行の数時間前には「X」に、「これが最後の警告。大きな何かがやってくる」などと投稿していた。

 ジョンソン容疑者は8日早朝、ウッドランド・ヒルズの自宅アパートで同居していたジェイレン・アレン・チェイニーさん(29)を刺殺した後、生後8カ月と9歳の娘2人を車に乗せて逃走。午前4時半頃にフリーウェイ405号線上のセプルベダ・ブルバード/ハワード・ヒューズ・パークウェイ出口付近で娘2人を車から突き落とした後、ヴィンセント通り近くのパシフィック・コースト・ハイウェイで時速100マイル以上で木に車を激突させて自らも即死した。

 警察によると、ジョンソン容疑者はオンライン上でR&Bシンガーとも名乗り、コンスピラシー理論などを展開。セルフヘルプやヒーリングのセッション、家の中を浄化する儀式などを提供していた。ジョンソン容疑者は別の男性との離婚手続きの最中で、元空軍兵のチェイニーさんとは3年以上前から同居していた。自宅アパートからは、タロットカードや黒い羽が見つかっており、警察が詳しい事件の背景を捜査している。

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