らら三郎(ららら編集部)
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カリフォルニア州保健当局
COVIDの隔離期間を1日に短縮
カリフォルニア州保健当局は、COVID-19陽性者の隔離ガイドラインを短縮し、重症化の危険性が最も高い人々に重点を置くと同時に、学校や職場への混乱を最小限に抑えることを目指しています。
1月9日現在、COVID- 19が陽性であっても症状が軽く、投薬なしで発熱がない人は1日の隔離の後、学校や職場に戻ることができるようになりました。
以前は5日間の隔離が推奨されていました。
カリフォルニア州公衆衛生局は、隔離期間1日にした理由としてワクチン接種や自然感染による広範な免疫のため、COVID-19による影響が以前に比べて減少し、感染者が治療を受けやすくなったことが原因だと声明で発表しています。
現在、州の方針と優先的な対策は、重症化するリスクの最も高い人々を守ることに集中しているそうで、以前の隔離勧告は、国民がほとんど免疫を持っていないウイルスの蔓延を抑えるために実施されたものでした。
更新されたガイドラインによれば、保健当局は依然として、COVID-19の陽性反応が出た人はマスクを着用し、重症のCOVID-19に感染するリスクの高い人との接触を避け、必要であれば治療を受けることを勧めており、COVID-19の予防接種も保健当局は依然として推奨しています。
◆ロサンゼルス郡 昨年対比でピーク時の67%
カリフォルニア州では1月20日までの1週間のCOVID-19による新規入院患者数は2975人で、前週より10%減少しました。これまでの季節的な最高値は12月30日に終わった週の3746件でした。これは前冬のピークであった2022年最終週の5260件を下回っています。
パンデミックとなって2回の冬はカリフォルニア州にとって最も致命的で、病院システムが逼迫しました。最初の冬の新規入院のピークは、2021年1月9日の週で16663件と確認されています。
ロサンゼルス郡の1月13日終了週では、昨冬のピークの67%に達していますが、病院システムを逼迫するような状況ではないとのこと。しかしサンノゼ地域では、1月21日現在のウイルスレベルはこの冬最高レベルであり、2年前の最初のオミクロンの波に匹敵するそうです。
(1/30/2024)