ハワイ・マウイ島 国立野生生物保護区の池の水がピンク色に(11/13)

【マウイ島13日】ハワイのマウイ島中部にある池がピンク色に変色し、専門家は微生物によるものとみて注意を呼び掛けている。
 米国魚類野生生物局は10月30日以降、池の水が明るいピンク色に変色し、職員が監視を続けている。

ピンク色の原因について水のサンプルの予備分析から、原因はハロバクテリアと呼ばれる単細胞生物であることがわかった。ハロバクテリアは塩分を好み、塩分濃度の高い水域に生息する。

関係者によると、ケアリア池の排水口の塩分濃度は現在1000分の70以上、つまり海水の2倍の塩分濃度で、これがハロバクテリアの繁殖を許しているという。

この高い塩分濃度は干ばつの結果かもしれないと地元当局者は言う。

NOAAと全米統合干ばつ情報システムによると、マウイ島全体が現在干ばつに直面しており、ケアリア・ポンド国立野生生物保護区を含む地域は、米国干ばつモニタースケールで4段階中レベル3の極端な干ばつ状態にある。

 

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