コロナパンデミックの再雇用法に違反、「Hyatt Regency Long Beach」に479万ドルの罰金(10/17)

【ロサンゼルス17日】ホテル「Hyatt Regency Long Beach」にこのほど、コロナパンデミック時に解雇した25人の従業員を、経営状況が改善された後、州法で義務付けられている通り再雇用しなかったとして、479万ドルの罰金が科された。州当局が17日に発表した。

 州労働委員会の事務所によると、再雇用されなかった従業員の職種は、レストラン・サーバー、イベント・サーバー、バーテンダー、ハウスパーソン、ターンダウン・アテンダント、レジ係、スチュワードなど。中には、同ホテルで24年間働いてきた従業員もいた。

 労働委は、同ホテルの多数の従業員から苦情を受け、2022年9月に調査を開始し、召喚状の発行、労働者への事情聴取、人事マネージャーからの証言集めなどを行なった。

 労働委は、「Hyatt Regency Long Beach」に対し、合計8,983日分の法律違反があったとして警告書を発行。州法の下、従業員のリコール権が侵害された日数1日につき労働者1人当たり500ドルの損害賠償が認められており、479万ドルの賠償金は、影響を受けた25人の従業員に支払われる。

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