UCLAとUCバークレーがともに1位 全米の公立大学ランキング発表(9/19)

【ロサンゼルス18日】「U.S. News and World Report」の2024年全米大学ランキングがこのほど発表され、UCLAとUCバークレーがともに公立大学の国内1位となった。この2校は、公立と私立を合わせた全米大学ランキングでも同率15位となった

 この調査では、学問的評価、学費、投資収益率、学部生が研究に参加する機会などが考慮される。

 レポートによると、2022年秋のUCLAの学部生総登録者数は3万2,423人で、州内在住者の授業料は1万3,752ドル、州外からの学生の授業料は4万6,326ドル。また、UCバークレーの2022年秋の入学者数は3万2,831人で、州外からの学生の授業料は4万8,465ドルだった。

 全体で7位となったカリフォルニア工科大学は、2022年秋に982人の学部生が在籍し、授業料は6万3,255ドルと高額だった。全体で1位となったのはプリンストン大学は、2022年秋には5,604人の学部生が在籍し、学費は5万9,710ドルだった。

 発表を受けてUCLAは声明を出し、高くランク付けされた理由として、低所得者層の学生の学業達成度で高い評価を得たことや、異なる背景を持つ学生の卒業率上昇へ力を入れた点などを挙げた。UCLAに通う学生の3分の1が、家族で初めてカレッジで学ぶ学生で、3分の1はコミュニティーカレッジからの編入生、4分の1以上は極端に低所得とみなされる家庭の出身だという。

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