テキサス州からの移民バス問題、LA市議会が法的措置へ動き出す(8/30)

【ロサンゼルス30日】テキサス州からロサンゼルス市へのバスによる移民の移送が続く中、ロサンゼルス市議会は30日、テキサス州と同州のグレッグ・アボット知事を訴える方向で、この行為の違法性を調査することを13対0の全会一致で決定した

 テキサス州からロサンゼルス市へ初めて移民バスが到着したのは6月14日で、その後2カ月半の間にさらに10台のバスが移民を当地に移送。市議会の30日の会議中にも、ユニオン駅にバス一台が到着している。

 投票前にヒューゴ・ソト=マルティネス市議は、「これらの動議は、アボット州知事が弱い立場の家族をほとんど食べ物も水もない状態で23時間バスに乗せた行為が、誘拐、人身売買、その他の犯罪に該当するかどうかなどを調査するものである」と説明。今後、ロサンゼルス市のハイディー・フェルスタイン・ソト法務官事務所が、テキサス州と同州知事に対する民事法的措置についての調査に着手する。

 

 

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