【トーランス30日】トーランスのショッピングモールで起きた乱闘事件で、10代の若者たちに殴打されている少年を救ったある男性が英雄として称えられている。
日曜日の夜、デル・アモ・ファッション・センターで喧嘩が勃発し、10代の若者たちの大集団が一人の被害者を殴り始めた。
現場にいたモーリス・ハーディさんは、その大集団の中に飛び込んで少年を救い出した。
ハーディさんには2人の弟がおり、被害者の姿を弟と重ねたという。弟があんな目に遭っていたらと思ったら居ても立ってもいられなかったという。
ビデオには、10代の若者たちの大集団が被害者を地面にたたきつける前に、被害者を追ってモールの中を駆け抜ける様子が映っていた。10代の若者たちが少年を取り囲み、蹴ったり殴ったりする様子が確認されている。
そこでハーディさんがすかさず群衆の中に飛び込み、暴力を振るう10代の若者たちを突き飛ばしながら、立ち去るように怒鳴った。
この喧嘩は、その日ショッピングセンターで起きた大きな騒動の一部であり、そのためショッピングセンターには大勢の警察が駆けつけることになった。その日、銃声がしたという報告もあった。
このビデオがソーシャルメディアで拡散され、ハーディさんの活躍を知ったは地元の学校は、無料の柔術トレーニングをハーディさんに提供したという。
※画像:Del Amo Fashion Center