Netflixと5年締結 話題の日本人脚本家は誰?(6/30)

【ロサンゼルス29日】Netflixは5年間にわたり、脚本家・坂元裕二の新作シリーズ・映画を複数制作し、独占配信していくと公式HPにて6月29日発表した。

 坂元裕二氏は、日本では有名な脚本家である。現在ロードショー中の映画『怪物』(監督:是枝裕和)において、坂元氏は第76回カンヌ国際映画祭で日本映画では史上2度目となる脚本賞を受賞。そのほか興行収入38億円の大ヒット映画『花束みたいな恋をした』(2021)、日本で社会現象となった『東京ラブストーリー』(1991)、世界各国でリメイクされた『Mother』(2010)、ドラマ『最高の離婚』(2013)、ドラマ『カルテット(2017)、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021)など話題作の脚本を手がけてきた。今回の締結に関して、Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏は「私を含め多くの方が、坂元さんの描く物語に心を動かされ、登場人物とともにその世界に深く没入していったことと思います。(中略)未だ語られていないストーリーを見つけ、全世界に届けていくことはNetflixのミッションです」とコメント。

 今や知らない人はいないであろうNetflixというメディアにおいて、日本の存在感を出せるかどうかは、今後、坂元裕二氏が生み出すコンテンツにかかっているといっていいかもしれない。楽しみだ。

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