【ロサンゼルス20日】ロサンゼルスのライマート・パーク地区を通るクレンショー通り5マイル区間に20日、黒人解放運動の指導者であるマルコムXの名前がつけられ、標識の除幕式に市や州のリーダーらが参加した。
除幕式は、1965年に暗殺されたマルコムXが生きていれば98歳となる誕生日の翌日に開催された。
除幕式に参加したロサンゼルスのヘザー・ハット市議は、「クレンショー大通りの5マイル区間を命名することで、黒人の地位向上と誇りに生涯をささげたマルコムXのレガシーに敬意を表したい」と説明。マルコムXと交流のあったマキシン・ウォーターズ下院議員は、「人種差別がまん延していた当時、彼は黒人の尊厳と平等のために闘った」とその功績をたたえた。