ピコ・リベラ市が公道での違法スタント厳罰化 車を没収、見物者にも罰金(5/11)

【ロサンゼルス10日】公道を占拠した危険な車のスタントによる事故が多発している現状を受け、ピコ・リベラ市議会は10日、スタントを行うドライバーと同様に、周囲に集まった見物者にも軽犯罪法違反で罰金を科す条例を承認した。

 この新条例によると、違法行為を行うドライバーとそれを見物する人々には2,000ドルの罰金が科され、交差点をふさぐなどして「ドーナツ」などのスタントをした車を市は永久的に没収することができる。

 公道での車のスタントはロサンゼルス郡全域で報告されており、特にコンプトンでは深刻で、住民にとって人身事故を伴う危険な迷惑行為になっている。

 住民の訴えを受けて、ロサンゼルス郡シェリフ局とカリフォルニア州ハイウェイ・パトロール局が取り締まりを強化しており、郡内の違法スタント件数は減少傾向にあるという。

 ピコ・リベラ市のガスタヴォ・カマチョ市議は、新条例がその他の市のモデルになることを信じている、と話した。

 

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