LA統一学校区と教職員組合が暫定的に契約合意 21%の給与アップなど(4/18)

【ロサンゼルス18日】ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)と、教職員による労働組合「United Teachers Los Angeles(UTLA)」が18日、暫定的な契約合意に達した。UTLA理事会は組合員に対し、この暫定契約を投票で承認するよう推奨した。

 新たな契約の期間は約3年間で、UTLAのメンバー全員への21%の給与アップが含まれる。契約内容にはまた、これまでリクルートが困難だった看護婦に2万ドル、心理学者と精神科専門ソーシャルワーカー、カウンセラーなどの特別サービス提供者らに3,000ドルのサラリー提供も含まれた。

 また、特別支援教育の教師には2,500ドル、早期教育の教師には1,500ドルの継続的な昇給が盛り込まれた。

 LAUSDでは、スクールバスの運転手やカフェテリア従業員ら、学校の被雇用者3万人が加入する労働者組合「Service Employees International Union(SEIU) Local 99」が3月21日から3日間、労働条件の改善を求めた大規模ストライキを決行して学校が休校になり、これにUTLAも賛同していた。

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