モンテベロ市に竜巻か、建物の屋根がはがれ飛ぶなどの被害(3/22)

【モンテベロ22日】モンテベロ市の工業地帯を中心に22日午前11時半頃、短時間に強風が吹き、舞い上がった破片などで複数の車両や建物が被害を受けた。目撃者の多くは竜巻が襲ったと証言しているが、現時点では公式な発表はされておらず、気象局が調査中。少なくとも1人が負傷し病院へ搬送された。

 深刻な被害を受けたのは、Maple Ave.の1100ブロックにあるRoyal Paper Box Co.のビルで、空撮映像から、屋根の一部がはがれて飛ばされるなどした。別の映像では、屋根がはがされ、上空に漏斗状の雲が形成されている様子が映し出されている。Maple AvenueとEast Washington Boulevardのその他の建物もまた被害を受けた。

 KCALニュースのポール・ディアンノ気象予報士は、携帯電話の動画などから、「小さなもののように見えるのはすべて、実際には屋根の破片や大きな破片で、おそらく最低でも時速50~60マイルで舞っている。1つでも人間に当たればかなりのダメージを受ける」と警告した。

 米国国立気象局は、ロサンゼルス郡南西部とベンチュラ郡中央部に、前日21日の午後8時30分まで竜巻警報を発令していた。ロサンゼルス郡では2007年以来、3つの竜巻が確認されている。

 目撃者のミリアム・ブラクストンさんは、「大きな音がして交通事故だと思った。そして、巨大な瓦礫の雲が見えた」と話す。その後、釘や埃、建物の破片が自分の車や他の人の上に崩れ落ちるのを見たという。

 モンテベロ市のマイケル・チー広報担当は、当時は強風の中激しい雨が降っており、市役所の窓の外は非常に暗かったと振り返った。

 

 

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