創立114周年を記念し、サンペドロの交差点を「NAACPスクエア」と命名(2/13)

【サンペドロ11日】「Black History Month」である今月、全米最古の公民権団体である「NAACP(全米有色人地位向上協会)」が12日に創立114周年迎えたことを記念して、サンペドロのウエスト・サード・ストリートとサウス・メサ・ストリートの交差点が11日、「NAACPスクエア」と命名され記念式典が開催された。

 式典が開催されたのは、「NAACP」のサンペドロ/ウィルミントン支部を再活性化するために2015年に実施された取り組みのリーダーの一人だったジョー・ガトリンが通ったことで知られる「Mt. Sinai Missionary Baptist Church」の前。ロサンゼルス初の女性市長で黒人のカレン・バス市長も出席し、ここ第15区を管轄するティム・マックオスカー市議は、「同地区一帯へのアフリカ系アメリカ人コミュニティーの貢献を祝い、認識しなければならない」と述べた。

 現在、サンペドロの黒人人口は5%未満。「NAACP」のサンペドロ/ウィルミントン支部長を務めるシャイアン・ブライアント氏は「この交差点の命名は、どんなに少数派であっても同じ人間であり、要求する声の重要さや尊敬度は他と等しいということを示す」と話した。

 

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