LB市もホームレス問題で緊急事態宣言 2年間でホームレス人口62%増加(1/12)

【ロングビーチ12日】ロングビーチ市は10日、ホームレス問題の深刻化にともない緊急事態宣言を発令した。ロサンゼルス市に次ぐ宣言となった。

 ロングビーチ市では、2020年から2022年にホームレス人口が62%も急増しており、新任のレックス・リチャードソン市長の下、問題の解決を目指す。

 2022年の選挙時、ロングビーチ市の有権者はホームレス問題を最大の関心事項にあげ治安の強化を求めた。

 リチャードソン市長は、郡と地元機関が協力し、州と連邦の資金援助を受けてホームレス問題に取り組む計画を発表。緊急事態宣言の下、市はホームレス問題の解決に関する100万ドル以下の契約を市議会の承認前に結ぶことができ、その他の市の部署は50万ドル以下の契約について交渉を進めることができるようになる。

 市のホームレス用冬季シェルターはすでに満杯の状態で、さらにシェルターにできる場所を探していることも10日に報告された。

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