当局によると、感染者は1月26日、ビバ・エアロバス518便でロサンゼルス国際空港(LAX)に到着し、トム・ブラッドリー国際空港(ターミナルB)の201Aゲートを利用した。
保健当局が確認した主な感染可能期間と場所は以下の通り。
・ロサンゼルス国際空港 ターミナルB:1月26日午後10時45分~27日午前1時
・ディズニーランド・リゾート:1月28日
(グーフィーズ・キッチン 午前10時30分~午後1時30分、
ディズニーランド・パークおよびディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー 午後12時30分~閉園)
・ダンキンドーナツ(ウッドランドヒルズ):1月30日 午後3時~4時45分
(22020 Ventura Blvd.)
ロサンゼルス郡保健局長のムントゥ・デイビス医師は、「麻疹は空気中や物の表面を介して容易に広がる深刻な呼吸器感染症で、特に予防接種を受けていない人の間で急速に拡大しやすい」と指摘。「発疹が出る最大4日前から他人に感染させる可能性がある」と注意を呼びかけた。
米国では今年に入ってからこれまでに588件のはしか感染が確認されており、2000年に麻疹の根絶が宣言されて以降、1月としては最多となっている。感染の多くはサウスカロライナ州、アリゾナ州、ユタ州で発生した流行に関連しているという。
当局は現在も、ロサンゼルス郡内での追加の感染経路の特定を進めている。CDC(米疾病対策センター)は、518便で感染者の近くに座っていた乗客への連絡を進めているが、人口密集地であるディズニーランドでの感染者数は現時点で把握できていない。
主な経過
・1月26日:感染者がビバ・エアロバス518便でLAXに到着
・1月28日:ディズニーランド・リゾートおよびグーフィーズ・キッチンを訪問
・1月30日:ウッドランドヒルズのダンキンドーナツを訪問
・1月31日:ロサンゼルス郡およびオレンジ郡保健局が感染を確認
・2月16日:LAX関連の健康観察期限
・2月18日:ディズニーランド関連の健康観察
・2月20日:ダンキンドーナツ関連の最終健康観察
保健当局は、該当する場所を訪れた可能性がある人に対し、MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)ワクチンの接種歴を確認すること、発熱や咳、結膜炎、頭部から始まる発疹などの症状に注意することを求めている。症状が出た場合は、他人への感染を防ぐため事前に医療機関へ連絡したうえで受診するよう呼びかけている。また、感染から7日以内の場合は、予防接種や免疫グロブリン投与について医師に相談するよう勧告している。