いくら稼げば、カリフォルニアの「ミドル階級」になれるのか?(1/9)

【ロサンゼルス8日】カリフォルニアに住むには「お金がかかる」というのは、周知のこと。

「ミドル階級」の定義は人によって異なることもあるが、一般的には、在住地と家族の人数が主な判断要素として用いられる。

ピューリサーチセンターの最新データによると、この50年間でミドル階級は縮小し、50%前後で推移している。

「ミドル階級」とは、アメリカの世帯収入の中央値の3分の2から2倍の収入を得ている人と定義されており、米国国勢調査局によると、2021年の中央値は70,784ドルだった。

この結果から、ピューリサーチセンターでは「ミドル階級」の定義を、年収47,189ドルから141,568ドルとしている。

ギャラップ社の世論調査では2002年以降、米国の成人人口の少なくとも半数が中流階級または上流階級と認定されている。

カリフォルニアの大都市におけるミドル階級の所得基準は以下の通り。
●Riverside, San Bernardino, Ontario 
Low-end middle class: $51,000
High-end middle class: $154,000
●Los Angeles, Long Beach, Anaheim
Low-end middle class: $55,000 
High-end middle class: $165,000
●San Diego, Chula Vista, Carlsbad 
Low-end middle class: $61,000
High-end middle class: $182,000
●San Francisco, Oakland, Berkeley 
Low-end middle class: $77,000
High-end middle class: $232,000

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