米国「トップ10ブームタウン」に加州のメニフィーとチノ 不景気どこ吹く風(12/5)

【ロサンゼルス5日】近年成長を遂げた米国の都市のランキングで、カリフォルニア州のメニフィーとチノがそれぞれ7位と10位にランクインした。  

 このランク付けは、金融テクノロジー企業「SmartAsset.com」が実施した調査「Top 10 Boomtowns」の結果で、全米494都市の人口、所得、GDP、ビジネス、住宅、失業率の推移を測定した。

 7位に入ったメニフィーはリバーサイド郡にある人口10万2,527人の市。GDP成長率の年間平均は1.29%で、過去5年間の人口増加率は20.21%。一方、10位に入ったサンバナディーノ郡チノ市は人口9万1,403人で、GDP成長率の年間平均は1.7%、過去5年間の人口増加率は 5.94%だった。

 「チノ市はとてもユニークなコミュニティーで、カリフォルニア州内でまだ発見されていない宝石」と、トップ10入りを喜ぶのは同市のユニス・ウロア市長。ショッピングプラザや住宅開発、工業団地などの建設が盛んなことを原因にあげた。ハンバーガーチェーン「In-N-Out」が巨大ウェアハウスをボールドウィン・パークからチノに移転させ、「FedEx」の施設も新設され、これら2施設で1,000人近い雇用が創出される見通し。

 このランキングはウロア市長の発言を裏付けており、チノ市の住宅戸数は約30%増の2万7,283戸、世帯収入の中央値は約42%増の9万7,473ドルと示されている。

 「2013年に引っ越してきた時には7-Elevenぐらいしかなくて、タンブルウィードが転がっている荒野だった」と住人が振り返るのが、7位に入ったメニフィー。2016年頃から人口が急増し、それ以降に移り住んだ人の数は10万6,400人近くにのぼり、2016年からの5年間で住宅の購入率は20%増加。世帯収入も42%増えた。メニフィーは2008年に正式に法人化されたばかりの新進気鋭の市で、近年は「Super Target」やモール、カリフォルニア州内でスクリーンが一番大きいといわれる映画館などが誕生している。

 

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