医療保険制度から$11Mを詐欺 アーバインの薬剤師が有罪(11/23)

【オレンジ郡23日】アーバイン在住の薬剤師サンディ・マイ・グエン被告(42)が22日、米軍の医療保険制度から1,100万ドル以上をだまし取った詐欺罪で有罪判決を受けた。

 検察によると、グエン被告は医療保険制度「Tricare」の費用として、1,000件以上の偽の調合薬の処方せんを記入することに関与した。ロサンゼルス地区で、21件の医療費詐欺と1件の連邦監査妨害の罪で有罪判決を受けた

 グエン被告は有罪になった場合、医療費詐欺の罪で最高10年、監査妨害の罪で最高5年の刑に処される可能性がある。

 司法省によると、グエン被告は今はもうないアーバインの「Wellness Pharmacy」の主任薬剤師だった2014年末から2015年5月にかけて、監督下の複数人とともに、痛み、傷跡、偏頭痛のための約1,150の調剤処方せんを交付し、「Tricare」は1回の処方あたり数万ドルの払い戻しをしていた。

 検察によると、処方せんの大部分は、いわゆるマーケティング担当者によって薬局へ戻され、「Tricare」からの払い戻しのほぼ50%のキックバックを受け取っていた。

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