【加州中間選挙】中絶権、芸術教育資金、フレーバータバコ禁止の3提案可決 ニューサム知事は続投(11/10)

【ロサンゼルス10日】8日に実施されたカリフォルニア州の中間選挙では、7つの提案が州民投票にかけられ、そのうちの3つが可決された。カッコ内の得票率は、AP通信が発表した開票率45%時点での数字。

 可決された3提案は、中絶と避妊の権利を保障するために州憲法の改正を有権者に求めた「提案1」(賛成65%、反対35%)、K-12の芸術教育に資金を充てる「提案28」(賛成62%、反対39%)、フレーバータバコ禁止令「提案31」(賛成62%、反対38%)。

 否決となった4提案は、対面式スポーツギャンブルとオンラインスポーツギャンブルを合法化する「提案26」(賛成30%、反対70%)と「提案27」(賛成17%、反対83%)、腎臓透析クリニックへの運営変更を義務付ける「提案29」(賛成30%、反対70%)、電気自動車普及のために高所得者へ増税を求める「提案30」(賛成41%、反対59%)。

 また、州知事選挙では、現職のギャビン・ニューサム知事(民主)が57%の得票率を得て、対抗馬のブライアン・ダーリ候補(共和)の得票率43%を上回り再選された。

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